損益分岐点売上の計算式
損益分岐点売上 = 固定費 ÷(1 − 変動費率)
必要な客数(月)= 損益分岐点売上 ÷ 客単価
固定費が120万円、変動費率が35%の店なら、損益分岐点売上は120万 ÷ 0.65 = 約184.6万円です。客単価3,500円・月26日営業なら、月に約527人、1日あたり約20人の来店が必要という計算になります。
固定費と変動費の分け方
| 区分 | 主な項目 |
|---|---|
| 固定費 | 家賃、正社員の人件費、リース料、通信費、保険料、減価償却費など |
| 変動費 | 食材費、アルバイトの人件費、カード決済手数料、消耗品費の一部など |
水道光熱費のように、固定と変動が混ざる費用は、基本料金を固定費、使用量に応じた部分を変動費に分けるのが一般的です。分けられない時は、仮に半分ずつにして試算して構いません。
安全余裕率
安全余裕率(%)=(売上 − 損益分岐点売上)÷ 売上 × 100
いまの売上が、損益分岐点からどれだけ余裕があるかを示します。たとえば売上が300万円で損益分岐点が200万円なら、安全余裕率は約33%で、売上が3割ほど下がっても赤字にはなりません。値が小さいほど、売上の落ち込みに弱い店です。
損益分岐点を下げるには
- 固定費を下げる: 家賃や契約の見直し、設備の見直し。
- 変動費率を下げる: 原価率の改善、食材ロスの削減(原価率とは)。
- 客単価を上げる: 同じ客数でも、利益の余裕が増えます。
よくある質問
人件費は固定費?変動費?
正社員の給与は固定費、アルバイトの給与は働いた時間に応じて増減するため変動費、と分けるのが一般的です。決め方は店ごとで構いませんが、毎月同じ基準で続けることが大切です。
月によって数字が変わる場合は?
直近の数か月の平均を使うと安定します。繁忙期と閑散期で、別々に出す方法もあります。
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